水嶋書房くずは駅店さんが7月末で閉店します（最後に行って来ました） : たっきーママオフィシャルブログ「おしゃべりな台所」 Powered by ライブドアブログ

大阪を中心に、京都にも店舗のある「水嶋書房」
本当に本当に、お世話になっている書店さんです。

確か、扶桑社の関西支社の営業Mさんに連れられて初めて水嶋書房さんにご挨拶に伺ったのが8年前。
皆さんとても濃いキャラで（いい意味で）毎回伺うのが本当に楽しみでした。

そんな水嶋書房さんの「くずは駅店」が7月末で閉店することになったとのこと。

くずは駅店のAさんとは同級生でお互いに嵐ファンということもあって意気投合。
毎回嵐の話で盛り上がり、私が北海道のコンサートに当選したものの母の手術と重なって行けなくなった際には、コンサートグッズをお土産で買って来てくれたり。

ノアさんの里親になった時には、こんなブローチを手作りしてくれたり。

私が新刊を出すたびに、どれだけ時間がかかっただろうっていうくらいにPOPなどを作って下さって、本当に思い出がいっぱいです。

鶏肉の本の時は卵が置いてあったり、POPはニワトリの形だったり。

豚肉本の時は豚さんがたくさん。
POPの「ブーブーブー」っていうのは、大阪ではお馴染みの吉本新喜劇の座長、あいちゃんのネタ。

そしてこの時のPOP、わかります？
アップにすると

お弁当の本に合わせて作ってくれた、お弁当！
もう泣いてまうわ～

これ、出来たよ～って連絡くれて。

大至急充電せよ。（そこじゃないww）

毎回、お店の入り口に場所を設けて待っていてくれました。

お店の入り口にも！
くずは駅の改札出たらすぐ目の前の場所に、こんなに大きく作って下さって。

たくさんたくさんいる中のたかが一著者に、いつも精一杯の愛情で応援してくれた大好きな書店。

そんな水嶋書房くずは駅店に、ひっそりお別れをしに先週末行って来ました。

当日は書店でのイベントがあってバタバタしているのは下調べしてわかっていたんだけど、私もその日しか行けそうもなかったので、気を遣わせてはいけないとあえて知らせずにこっそりと、シャトレーゼを山盛り買って。（差し入れ）

見納めと思うと本当に寂しい。

こうした書店様の見えない努力や応援のおかげもあって本を出させて頂けるんだなということを、自分が頑張ったからとか決して驕らず、絶対に忘れてはいけないと改めて思わせてくれます。

ネットで何もかも情報が手に入り、色んなところで書店がなくなっていく今、それでも紙の本でしか得られない幸福感や高揚感、本屋さんの独特な紙の匂い、探していた本を見つけた時の喜び。
それを子供たちにも知って欲しい。

1つ1つを吟味して、探して、お気に入りの1冊を見付ける。
そんな宝箱のような場所を残して行くためにも、たくさんの人に書店に足を運んで欲しいと思うし、私も書店で買うようにしたいと改めて思いました。

お近くの方はぜひ、7月中に足を運んでみて下さいね。