勝手なつぶやきです。


以前、歌舞伎町で生き抜いて来た野良猫の「たにゃ」のことを書いたことがありました。
まだの方は、ご一読頂けますと幸いです。




私はこの本を通じて「たにゃ」の存在を知り、それからは「X」(旧Twitter)で、お家で穏やかに幸せに生きるたにゃの様子を毎日見守って来ました。

「たにゃパパ」が用意してくれた暖かい布団、美味しいご飯、お気に入りのスヌーピーハウスで穏やかに過ごすたにゃを見るたびに、幸せな気持ちで胸がぎゅっとなり、心が温かくなりました。


そんなたにゃがここ数ヶ月前から体調を崩し、病院通いの日々が続いていました。
きっと長年の野良猫生活で無理も重ねていたのでしょう。
ここ最近はたにゃの無事を確認するためだけにXを開き、今日も頑張って生きてくれている、ご飯食べられて良かった、と安堵していました。


ところが、最近になってたにゃがもう食事も出来なくなりみるみる弱って行き、みるからに痩せていくのを見て
どうか少しでも、1日でも長くパパと幸せに暮らして欲しい、早く元気になって欲しいと祈っていたそんな時、
たにゃパパが

「君が空で寂しくないように、君と寿命を合わせたい」

とつぶやきました。

たにゃに生きる意味をもらったたにゃパパは、たにゃに置いていかれたら生きていけないと思ったのでしょう。
パパのためにもどうか、どうか元気になって。
まだまだ2人で幸せに暮らして欲しい。
Xを開くたび、辛い現実が目に飛び込んで来ませんようにと心から願っていました。

たにゃパパに出会い、愛を知り、たくさんの人に愛されたたにゃは先日、大好きなたにゃパパとのお家でお空に行きました。

この事を知ってからしばらく、涙が止まりませんでした。
もっともっと、パパと幸せに暮らして欲しかった。
だけど、最後にパパと安全な場所で穏やかに過ごせたこと、愛されたこと、たにゃにとって幸せな時間だったのだと思う。

そして、間違いなくたにゃはパパのことを幸せにしてくれました。
その幸せのおすそ分けを私たちはいつの間にかもらっていました。

たにゃがいなくなって悲しみで心にぽっかり穴が空いているであろうパパが、たにゃとの日々を、愛し愛された時間を胸に、どうか踏ん張って生きて欲しいと切に願います。

仲間がたくさんいるお空の上で、たくさん走り回ってね。
我が家にいた元野良猫ちゃん達もいるからお友達になってあげてね。
頑張って生きた君のことを私たちは忘れません。





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